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大興電子通信株式会社様 
勤務管理システム導入事例

大興電子通信株式会社様導入事例

写真左より、徳永隆志様(コーポレート本部 業務部システム企画課)、藤本久美子様・竹澤友紀様(コーポレート本部 総務人事部 人事・人材開発課)

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会社名 大興電子通信株式会社
本社所在地 東京都新宿区揚場町2番1号 軽子坂MNビル
従業員数 726名(単体)/1,212名(連結)(2022年3月31日現在)
業種 情報サービス業
URL https://www.daikodenshi.jp/ 新しいウィンドウで開く

大興電子通信株式会社様は、1953年創業のシステムインテグレータ。「情報サービスを通して「価値あるしくみ」を創造することで、社会の発展に貢献する」事を企業理念に、20,000社を超えるお客さまに、システムの構想段階から、ICT資源の調達、ソフトウェアの開発、ネットワークの構築やセキリュティ対策の実装、保守・運用に至るまでをワンストップで提供しています。
2016年からご利用いただいているWiMS/SaaSの現在の活用状況について、ご担当者様にお話を伺いました。

現在のご利用状況

―― 2016年のWiMS/SaaS導入から今年で6年が経ちますが、その間に働き方改革やテレワークの普及など、企業を取り巻く環境は様々な変化がありました。貴社ではどのような働き方の変化がありましたか?

新型コロナウィルスをきっかけに在宅勤務の取得や時差勤務の推奨など変化がありました。BCPレベルに応じて出社を50%-60%に抑制等の対策を実施しました。 電子化や押印の廃止、オンライン会議が進み、在宅時でも業務を進めることが可能であることが分かりました。

また、テレワークをする中で、コミュニケーション面での課題も見えてきました。 とくに若手社員が気軽に質問するのが難しいなど育成面での課題です。 テレワークに適した業務内容などもわかってきましたので、今後正式に制度化してテレワークを続けていきたいと考えています。

―― テレワークでWiMS/SaaSがお役に立てた面はございますか?

在宅勤務のチェックボックスをすぐ追加いただけたため、出勤率の把握に活用できました。 勤務表のチェックボックスに在宅勤務のチェックを入れることで簡単に集計ができています。 今後は出社時の交通費計算にも活用したいと考えています。

サービス連携・データ活用について

―― 貴社では「SenseThunder」と「WiMS/SaaS」を連携し、サーモグラフィーカメラによる温度検知と、顔認証による出退勤管理を行われています。改めて「SenseThunder」のご利用に至った経緯を教えてください。

弊社では、2020年6月12日から「SenseThunder」の販売を開始しており、SOLTY様をはじめとし、多数のお客様に採用を頂いております。
弊社内では、「SenseThunder」を利用し出社時、退社時の体温検知、顔認証情報を打刻情報として活用しておりWiMS/SaaSへ自動連携運用を一部門で実施しております。 従来、出社、退社時にICカードによる打刻を行っておりましたが、顔認証のみの運用となり、打刻忘れ等が大幅に減少し現場部門長の確認業務、人事部門の事務効率化に寄与しております。

SenseThunderSenseThunder利用イメージ
※ JCV AI温度検知ソリューション「SenseThunder」とは
AI顔認識技術と赤外線カメラを使い、マスクを着用したままでも所要時間0.5秒でスピーディーに発熱の疑いがある方をスクリーニングができ、感染症の拡大予防につなげることができるソリューションです。SenseThunderの詳細はこちら

―― 「i-Compass」を使った体調チェックもされていますが、どのように活用されているか教えていただけますか。

弊社では、従業員との簡易コミュニケーションツール(サービス)として「i-Compass」を活用しております。 出社前に体温測定を行い、各自今日の体温、症状についてアンケート形式で回答を行う運用となっております。体温が37.5度以上で「咳が出る」等の症状がある場合、管理者が確認できる仕組みとなっております。
また、前述の「SenseThunder」を利用した場合、出社時、退社時の体温を自動で「i-Compass」に連携しております。

―― ほかにはWiMS/SaaSと連携してお使いいただいているサービス(他システム)はございますか?

WiMS/SaaSの勤怠情報を、給与計算のために三菱総研DCS社の給与計算サービスPROSRVと連携しています。
また、社内開発の稼働管理システムにWiMS/SaaSのデータを連携し、SEの稼働と出勤日時を紐づけて出退勤状況と稼働との乖離がないかチェックしています。 導入当初は稼働の締め日と勤怠の締め日が異なっていたため、WiMS/SaaSの工数管理機能を使っていませんでしたが、現在は締め日が統一されましたので、WiMS/SaaSへ集約することも検討しています。
今後はカオナビへの勤怠情報の連携を想定しています。年次有給休暇の5日取得義務の対応、また、部門ごとの残業把握とその改善につなげていきたいです。

―― WiMS/SaaSで収集したデータを社内で活用されることはございますか?

現在は主に、在宅率の開示などの社内分析、安全衛生委員会での残業データ報告、36協定遵守のための労働組合への勤怠データ提供などにWiMS/SaaSのデータを活用しています。
今後は、年間5日年休取得義務化についての管理職および人事のチェックや、管理職残業の把握、欠勤率の開示についても、WiMS/SaaSで収集したデータを利用する予定です。
また、新しい社内ポータルを作成中です。 その社内ポータルでは業績情報などをリアルタイムでグラフ表示しており、 同じく勤怠情報もRPAでリアルタイムに連携してセルフマネジメントに役立てようとしています。

今後の展望

―― 企業の持続的な成長のために、人材戦略は経営上の重要戦略に位置づけられると思います。人事部門として今後どのようなことに取り組まれていく予定でしょうか。

今後、カオナビへ人事情報やWiMS/SaaSの勤怠情報を連携し、人的資本情報の開示を実施する予定です。
そのため、人材育成・リスキリングなどの社員教育体系を強化し、KGIやKPIをしっかりと定め、目標に向けて数値的に向上する仕組みを目指します。
また、当社に合ったテレワークの制度化を目指しており、多様な働き方の一つとしてフレックス制度も検討しておりますので、WiMS/SaaSで柔軟に対応できることを期待しています。
多様な働き方の推進に取組み、社員エンゲージメントを高め、社内外において魅力的な企業へと成長していきたいと思います。

―― 今後の展開としてWiMS/SaaSに期待することがございましたらお聞かせください。

当社でもテレワークが普及してきましたので、単に勤怠情報を把握するだけでなく、見えない労働を評価することも管理職に求められるスキルかと思います。 ただし、一朝一夕には養えるものではないため、テレワーク時の勤怠の様子が可視化できる仕組みができたら嬉しいと思います。

―― テレワーク時の勤怠の可視化と言いますと、アプリケーションの利用状況の可視化などでしょうか?

社員にとって、監視されていると感じられる状況ですと、モチベーションの低下にもつながると思いますので、監視ではない形での可視化ができるといいですね。

―― ありがとうございます。WiMS/SaaSの工数管理の機能ですと、セルフマネジメントで1日の勤務内容の可視化ができますので、ご希望に合うと思います。ぜひご利用いただきたいと思います。

それはぜひ検討したいです。年間5日年休取得義務対応や育休取得率など、WiMS/SaaSで管理できるものについては機能をさらに活用していきたいと思います。

担当者

担当コンサルタント:深山・佐久間


導入事例のインタビューにご協力いただきありがとうございました。
今回のインタビューで、更なる業務改善に向けた展望をお伺いすることが出来ました。
今後も先進技術を活用したサービス展開は勿論のこと、WiMS/SaaSをご利用いただくパートナー様として、最適なソリューションサービスを引き続きご提案させていただければと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

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